見つめていたのは 雲に霞む満月ではなく 時速120Kmの車窓ではなく 暗すぎる海ではなく 本当に見つめていたのは 君の背中・・・ 頼りない その背中に 疲れの色が 色濃く映ってても 君は 無理してでも 私の相手をしてくれていた・・・ そんな君の背中は 今では 遠くの物 (2000/6/18)